ナイジェル・クロフト博士がISOのJTCGの議長に任命されました!
J-VACの技術担当非常勤取締役であるナイジェル・クロフト博士が、2021年4月からISOマネジメントシステム規格の合同技術調整グループ(JTCG)の新しい議長に指名されました。この任命は、ISOの技術管理委員会(TMB)の次回会議で正式承認されます。
JTCGは、マネジメントシステム規格に責任を持つすべてのISOの委員会の活動を調整し、ISOの技術管理委員会に直接報告します。特に、マネジメントシステム規格への整合的なアプローチとISO指令の附属書SLに責任を持ち、附属書SLはこれらの規格がベースとしている核となる構造とテキストを提供しています。現在、ISOのポートフォリオにはISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)、ISO 45001(労働安全衛生)、ISO 37001(贈収賄防止)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)、ISO 22000(食品安全)をはじめ、40以上の規格が含まれています。
クロフト博士がJTCGの新議長に任命されたことで、J-VACは今まで以上に広範にわたるISO規格に関する情報を素早く入手することができるようになりました。J-VACはこの貴重な機会を活用し、今後も皆様に最新かつ正確な情報をお伝えしてまいります。
※クロフト博士は、1990年代にISO 9001:2000の移行プロセスを調整して以来、マネジメントシステム規格に関するISOの作業に長い間関わってきました。 2010年から2018年までISO/TC176 / SC2(ISO 9001:2015及びISO 9004:2018規格を担当するISO小委員会)の議長として、また最近ではISO指令のためのJTCGタスクフォースの議長を務めてきました。