今のSDGs活動は、
本当に「持続可能」ですか? 

 宿泊施設に今後求められる
サステナビリティ(持続可能性)の取り組み  

旅行者の4分の3が
宿泊先選びにSDGsへの取り組みを重視

2021年12月1日にSOCIALPORT がホテル旅館のSDGsの取り組みに関する旅行者意識調査を実施し、旅行者が宿泊施設に求めるSDGsの真実に関して興味深い報道発表がなされました。

「SDGsな宿を選ぶ人74%!SOCIALPORTがホテル旅館のSDGsの取り組みに関する旅行者意識調査を実施」
※報道内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000082061.html

その意見には「今後選ばれる宿泊施設」になるための有益なヒントが含まれており、今後さらにSDGsの観点で宿を選ぶ人が増えていくと予想されます。 つまり、今後いかに旅行者に共感してもらえるような本質的な活動を実施し、それを可視化できるかが、宿泊施設にとってますます重要になってくると言えます。

旅行者の「共感」を得られる
サステナビリティの取り組みとは?

それでは、旅行者の「共感」を得られるサステナビリティ(持続可能性)の宿泊施設の取り組みとはどのようなものでしょうか。宿泊施設と一言で言っても、都市型のシティホテルやビジネスホテルから、自然に囲まれたリゾートホテル、地域に根ざした老舗の旅館など、その形態は様々です。そして、それぞれターゲットとするゲストも様々です。

ここで重要なことは、その取り組みを自分たちが実施するがなぜ重要と考えているのか、その「ストーリー」をゲストに提示することです。そしてそのためには、自分たちのホテル・旅館が置かれた状況に基づいて、自分たちがサステナビリティ(持続可能性)に関して将来的にどのようなことを実現すべきなのかを「経営戦略」の重要な要素の一つとして捉え、その実現に向けて「体系的」かつ「持続的」に取り組んでいることを明確に示すことが必要です。

 宿泊施設のサステナビリティに特化した
ISOマネジメントシステム規格:ISO21401  

SDGsの取り組みも、
マネジメントの仕組みがないと持続は難しい

SDGsは「持続可能な開発目標」という名前からもわかるように、持続可能な社会を実現するために世界が目指すべき目標が網羅的に設定された目標のリストです。従って、そこには組織がそれらの目標に向けて具体的にどのようなことをしたら良いのかということは書かれておらず、それがSDGsに対して具体的に何をしたらよいかが分かりにくい一つの要因とも言えるでしょう。

そのため、自分たちがすでに実施していること、実施できそうなことをSDGsの17のゴールに関連づけることでSDGsへの取り組みとしてアピールするにとどまっていることも少なからずあるのではないでしょうか。

しかし、本来重要なことは、それぞれ異なる状況下に置かれたホテルや旅館が、その状況の中で何をすることが重要なのかを考え、それを自分たちの経営戦略に組み込んで、明確な目標を設定してその実現のために継続して取り組んでいくことでしょう。そのためには、経営の仕組み(マネジメントシステム)にサステナビリティ(持続可能性)の要素を組み込むことが不可欠になります。そして、その有効なツールがISO21401規格です。

サステナブルな宿泊施設のための
グローバルスタンダード

ISO21401はISO(国際標準化機構)が作成し、2018年12月に発行された「宿泊施設のための持続可能性マネジメントシステム」規格です。ISO21401規格では、ホテルや旅館などの宿泊施設が持続可能性(サステナビリティ)を実現するための経営の仕組み(マネジメントシステム)はどのようなものであるべきかについての一つのモデルが示されています。

ISOは1947年に設立され、スイスのジュネーブに本部を置く、各種の「標準化」作業を行う国際機関です。そこでは世界中から160以上の加盟規格団体が800以上の委員会で24000以上の規格を作成しており、それは私たちの生活の至るところに影響を与えています。
ISOウェブサイト:https://www.iso.org/home.html

ISOの国際規格は多くの国の専門家から成る委員会で慎重に議論が重ねられた末に作成され、最も有名なマネジメントシステム規格であるISO9001(品質)やISO14001(環境)、ISO45001(労働安全衛生)、ISO/IEC27001(情報セキュリティ)は、全世界で合計185 万以上の認証を持ち、これらの分野におけるグローバルスタンダード(世界標準)になっています。従って、同様のプロセスを経て作成されたISO21401も、ホテルがサステナビリティ(持続可能性)に取り組むためのマネジメントシステムとして広く国際的な合意を得たもの、つまり「サステナブルな宿泊施設のためのグローバルスタンダード」であると言えます。

ISO21401を導入することで
何ができるのか? 

サステナビリティを
経営戦略に組み込むことができる

ISO21401を導入することで、組織はどのようなことが可能になるのでしょうか?
上述のように、ISO21401は「宿泊施設のための持続可能性マネジメントシステム」の規格ですから、持続可能性のための「マネジメントシステム」を構築し、運用することができるようになります。それでは、そのような「マネジメントシステム」を構築・運用すると、何ができるのでしょうか。

「マネジメントシステム」とは、言い換えると「目標達成のための管理の仕組み」です。
すでにサステナビリティ(持続可能性)のための取り組みを実施しているホテルや旅館は少なくないと思いますが、「マネジメントシステム」がある組織とない組織の最も大きな違いは、それらの取り組みが組織の経営戦略に組み込まれるようになる、ということです。

組織の経営戦略はそれぞれの組織が置かれた事業環境によって異なり、当然ながらそれに基づくリスク・機会の分析によって、何に優先して取り組むべきかも異なってきます。そして、サステナビリティ(持続可能性)の取り組みも、それぞれ異なる事業環境に置かれたホテルや旅館で異なるものであるはずです。

ISOマネジメントシステム規格では、「組織の状況」に基づいて「リスクと機会」を分析し、それらに基づいて目標や計画を立てることが求められます。従って、ISO21401を導入することで、組織は、その固有の経営戦略の中にサステナビリティ(持続可能性)を取り込み、自分たちの組織にとって本当に重要なものに優先づけをして取り組むことができ、場当たり的な取り組みではなく、経営課題に直結した戦略的な取り組みとして実施することができるようになるでしょう。

サステナビリティの取り組みを
継続して改善することができる

ISO21401を導入することで実現可能となるもう一つの重要なことは、サステナビリティ(持続可能性)の取り組みを単に継続するだけでなく、より良いものに改善していくことができる、という点です。

ISOマネジメントシステム規格では、いわゆる「PDCAサイクル」を回して、常に改善していくための仕組みを構築することが求められています。従って、ISO21401を導入することで、組織は、そのサステナビリティ(持続可能性)の取り組みを、組織のレベルに合わせてスタートさせ、継続して改善させていくことができる、ということが言えます。

宿泊施設のサステナビリティに関する認証スキームは他にもありますが、その多くは「マネジメントシステム」というよりも、サステナブルな宿泊施設が実施すべき事項のリストとなっています。ISO21401にも実施すべき事項のリストはありますが(付属書A〜C)、最も大きな違いは、ISO21401は上記のように、組織のビジネス戦略と整合させ、それを継続的に改善していくための「マネジメントシステム」を要求している、という点だと言えるでしょう。

 ISO21401を導入することで
どのようなメリットが得られるのか?  

上記のようなことが、ISO21401を導入することで得られる最も大きなメリットと言えますが、
それに付随して、以下のようなメリットを得ることも期待するができるでしょう。

  1. 廃棄物、エネルギー、水などに関する運用コストを削減することができる
  2. 持続可能性マネジメント(経済、環境及び社会的側面)を国際的なベストプラクティスと整合させ、強化することができる
  3. サステナビリティ(持続可能性)に関するリスクを低減させ、機会を増加させることができる
  4. ブランドイメージを向上させることができる
  5. 旅行者の体験を向上させ、ゲストのロイヤリティを向上させることができる
  6. 従業員を参画させ、やりがいや満足を向上させることができる
  7. 観光地としての地域社会の発展に貢献することができる

ISO21401の導入・継続は難しい?

ISO21401導入のメリットは分かったが、それを導入するのはとてもハードルが高いのではないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、ISO21401規格には数々の要求事項があり、認証を取得するにはそれらを満たすことが必要です。ただ、これらの要求事項は、取り組みの「内容」についてのもので、その「程度」については規定していません。

つまり、例えば、エネルギー消費量を具体的にこれくらい以下にしないといけない、ということは要求していません。なぜなら、宿泊施設はそれぞれ異なる状況(所在地、ターゲットとする顧客層、提供するサービス内容など)にあり、一律にそのようなレベルを設定することはできないからです。

それぞれの宿泊施設は、自分たちが現場のレベルから達成可能と思われるレベルの目標を設定し、それを達成するための計画を立案して、実施していけば良いのです。従って、認証を取得するために、大きな投資をしなければならない、ということは必ずしもなく、現状に合わせて可能な方法で実施していくことができます

また、そのような目標を設定して、活動しても、必ずしも目標が達成できるとも限らないでしょう。その場合、認証は取り消しになってしまうのではないか、という心配もあるかもしれません。

しかし、ISO21401の認証はあくまで「マネジメントシステム」、つまり管理の仕組みに対する認証であり、上述のように一定レベルのパフォーマンスを満たしていることに対する認証ではありません。また、変化の激しい現在にあって、常に計画通り物事が運ぶわけでもありません。従って、何らかの理由で目標を達成できなかったとしても、それを受けて必要なマネジメントが行われ、マネジメントシステムとして継続して機能しているのであれば、目標が達成できていないことを理由に認証が取り消しになることはありません

ISO21401 認証取得までのステップ

ISO21401規格に基づく持続可能性マネジメントシステムの認証を受けるまでには、一般的には以下のようなステップが考えられます。

ISO21401規格の要求事項と現状のギャップを把握する

ISO21401の認証を取得したくても、認証までにどれくらいの労力がかかるのか、そもそも本当に自分たちに可能なのかといった不安が拭いきれないことも多いと思います。そこで、まずは現状の取り組みと規格が要求するレベルとの間にどれくらいのギャップがあるかを把握することをお勧めします(ギャップ分析)。

ここでは、ISO21401 規格が求めていることの中で、現在の自分たちが満たせているところと満たせていないところはどこなのかを評価することになります。ギャップ分析をするためには、ISO21401 規格の中身を理解する必要がありますが、ISO21401規格は以下から購入することができます(英文)。

※日本規格協会HP:https://webdesk.jsa.or.jp
※ISO21401の正式な和訳版は現在発行されていません。規格の内容にご関心がある方は、J-VAC までお問合せください。
※J-VAC では、ギャップ分析のサービスもご提供しております。ご関心のある方はJ-VACまでお問合せください。

STEP
1

認証取得に向けた役割分担を明確にする

システムの構築をスタートする前に、推進のための組織体制を明確にし、役割分担を決めることが重要です。具体的には以下のようなことを決める必要があるでしょう。

  • トップマネジメント(最高経営責任者)の決定
    マネジメントシステムの最高責任を有します。一般的には社長ということになるでしょうが、他の役員を含む複数人のチームで構成する場合もあるでしょう。また、グループ内の複数あるホテルの一つに限定した範囲で取得する場合は、そのホテルのトップ(総支配人など)という場合もあるでしょう。
  • 管理責任者の任命
    経営者に代わってマネジメントシステムの実務面での統括責任を担う役割として、管理責任者を任命することが一般的です。経営トップと現場をつなぐ、マネジメントシステムの運用のキーとなる重要なポジションです。一般的には組織のナンバー2に位置する管理者であることが多いでしょう。
  • 推進チームメンバーの編成
    組織内の各部門で現場の中心となってマネジメントシステムの構築・運用を推進するメンバーを選出し、管理責任者の下に推進チームを編成します。一般的には各部門のリーダーの方が就任することが多いでしょう。
STEP
2

システム構築の計画を立てる

いよいよ推進チームを中心としてシステムの構築を開始しますが、開始するにあたっては、まず目標とすべき認証取得の時期を明確にすることが良いでしょう。組織の規模やギャップ分析の結果から明らかになった実施レベルにもよりますが、一般的には構築期間として6ヶ月〜1年くらいを見た方が良いでしょう。具体的な実施事項には以下のようなものが含まれるでしょう。

  • キックオフ宣言
  • 推進チームによるISO21401規格の理解
  • ISO21401の要求事項に基づくシステム構築(方針・目標の策定 *1、必要なプロセスの決定、文書類の作成)
  • 組織全体へのシステムの周知
  • 構築されたシステムの実施・運用
  • 内部監査員の養成と内部監査の実施 *2
  • マネジメントレビューの実施 *3

*1)ISO21401では最低限、3つの目標(廃棄物の削減・再利用・リサイクル、エネルギーの消費、水の消費に関する目標)を設定することが求められています。
*2)内部監査:自分たちで、マネジメントシステムが規格に適合し、有効に運用されているかを判断するために計画的にチェックすること
*3)マネジメントレビュー:経営者が、様々なインプット情報に基づいてマネジメントシステムの運用状況を計画的に確認し、改善のために必要な意思決定をすること

STEP
3

システムを運用し、チェック・改善する

上記のステップで明確にした計画(スケジュール)に従って、システムの構築を進めます。
ここで重要なことは、推進チームが中心になって進めながらも、都度現場の参加も得て、現場の声も反映させて運用することです。そうでないと、推進チームと現場の意識が乖離してしまい、継続的に運用していくことが難しくなってしまいます。逆にここでうまく現場を巻き込んでいければ、組織全体が一体となってより効果的なシステムにしていくことができるでしょう。
また、構築し、運用を開始したマネジメントシステムが適切に実施されているかを、内部監査やマネジメントレビューを通じて自らチェックし、その中で改善が必要な点が見つかったら、必要な修正や是正処置を行い、システムを改善します。

STEP
4

認証機関の審査を受ける

内部監査、マネジメントレビューが終わり、一通りPDCAが回ったら、いよいよ認証審査を受審します。
初回の登録審査は二段階で行われ、第一段階審査で文書を中心にシステムの構築状況を確認し、第二段階に進むことができるかを判定します。

第二段階審査では、構築されたシステムに基づく実際の運用状況を確認します。第二段階審査は通常第一段階審査の約1ヶ月後に実施されますが、第一段階審査で、第二段階審査に進むために必要な改善事項が見つかった場合は、それに対する対応を実施した上で第二段階審査が行われるため、もう少し時間がかかる場合もあります。

第二段階審査の結果、ISO21401規格の要求事項を満たしていると評価された場合、または要求事項を満たしていないところがあり、それに対する是正処置が適切にとられたことが確認された場合、ISO21401認証が授与されます。
認証の有効期間は3年間で、認証取得後、年1回定期審査を実施し、3年ごとに定期審査に代わって更新審査を実施することで認証が更新されます。

※審査日程は、通常審査実施時期の約3ヶ月前までに決定します。従って、初回の登録審査を受けるための審査機関への申請は登録第一段階審査を受けようとする日の約3ヶ月前を目安に行ってください。

STEP
5

ISO21401 に関する
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なぜ私たちは ISO21401で
宿泊施設の課題解決に取り組むのか? 

私たちJ-VACは、ISOマネジメントシステムの認証としてISO9001、ISO14001、ISO45001、ISO/IEC27001といったマネジメントシステムの認証を行なっていますが、認証機関である私たち自身がサステナビリティに対して何ができるのか、何をすべきかを考えたとき、最も重要なことは組織がマネジメントシステムを通じてサステナビリティを実現するのをサポートすることであると考えています。

もちろん、ISO9001やISO14001などの既存のマネジメントシステム認証を通じて、それらに真摯に取り組む組織を支援すること自体、サステナビリティに寄与するものです。しかし、より直接的にサステナビリティの実現に焦点を当てたISO21401を普及させ、より多くのホテルや旅館がこの規格を活用することで、サステナブルな社会、サステナブルな観光業、そしてサステナブルな事業を実現するのをより直接的に支援することができれば、それは認証機関である私たちにとって非常に重要なサステナビリティへの貢献だと考えます。

私たちは、マネジメントシステム認証業務に携わってきた20年の経験と知識、そしてISO/TC176/SC2の議長としてISO9001:2015の改定にも中心的な役割を果たし、現在はISO/JTCGの議長を務める当社の非常勤取締役のナイジェル・クロフト博士を通じて持つISO本体とのパイプという強みを持っています。

それらの強みを活かすことで、本気でサステナビリティに取り組もうとするホテルや旅館をサポートし、それを通じて組織の事業が長期的に持続し、地域社会の多様な魅力とそこに暮らす人々の幸せが増大し、観光業自体が持続的に発展しながら、同時により良い地球環境を次世代に引き渡していくことに微力ながら貢献していくことが私たちの使命だと考えています。

ISO審査機関
J-VAC について

株式会社ジェイ-ヴァック(J-VAC)は「付加価値の審査を提供する新しい発想の認証」を旗印に2002年に設立された認証機関です。
J-VAC(Japan Value-Added Certification)は、創業者である森田允史が創立時に掲げた理念が社名となっています。

従来型の認証機関とは異なり、お客様である企業の業績向上に役立つ認証登録サービスを目指してお客様のニーズと期待に沿った付加価値のある審査を提供し続けるべく日々努力しております。

この付加価値とは、企業が戦略上の目的を達成し、業績向上を果たしていくために、ISOの審査を通じて、組織の経営にとって真に役に立つサービスを提供することです。

認証を支える
チーム体制 

森田裕之(Leader)

株式会社 ジェイ-ヴァック 代表取締役 副社長(COO)
東京大学 法学部卒、英国イーストアングリア大学 開発学部修士課程修了。
ISO9001及びISO14001のマネジメントシステム研修の開発及び実施、コンサルタントとして数十社のISO9001及びISO14001の認証取得を支援、約20年にわたってISO9001、ISO14001、OHSAS18001(ISO45001)の審査に従事。2016年より現職。
主な著書:
「ISO9001:2015 完全理解」(森田允史との共著)
「ISO14001:2015 完全理解」(森田允史との共著)
「ISO9001誌上講義」
「ISO14001誌上講義」
「ISO45001誌上講義」

ナイジェル・H・クロフト(Advisor)

株式会社 ジェイ-ヴァック 技術担当非常勤取締役(Associate Technical Director)
ISO JTCG(合同専門調整グループ)議長
ISO9000シリーズ規格の世界的権威の1人。
ISO/TC176 の中で、ISO9000規格の導入及び移行方針を定式化するためのタスクグループ・リーダー、プロジェクト・マネジメント・グループ委員、国際認定フォーラム(IAF)への公式のISO/TC176の代表、ISO9001及びISO9004の規格作成を行うISO/TC176/SC2の議長などを歴任し、現在ISOのマネジメントシステム規格の合同専門調整グループ(JTCG)議長。
英国品質保証協会(IQA)特別会員、IQA運営評議会メンバー。

アレシャンドレ・ガリド(Advisor)

Sextante Consultoria マネージングディレクター
地質学者、品質のMBA、生産工学修士。
マネジメントシステム、標準化と規制、適合性評価、リスク管理、持続可能性に関する25年以上の経験を持つ専門家。
ISO TC228/WG13(サステナブルツーリズム)の議長、ABNT/CB54/CE54.004.01(ブラジルサステナブルツーリズム委員会)のコーディネーター等を歴任。100人以上のサステナビリティマネジメントシステム審査員を教育し、500社を超える企業でのサステナビリティマネジメントシステムを実施するためのコンサルタントの教育も務める、サステナブルツーリズムとアドベンチャーツーリズムの専門家。
品質、環境、労働安全衛生、リスク及びサステナビリティのマネジメントシステムの審査員及びインストラクター。

J-VAC の
ISO審査の種類

J-VACで審査を行っている規格は下記のとおりです。

  1. ISO21401:宿泊施設のための持続可能性マネジメントシステム
  1. ISO9001:品質マネジメントシステム
  2. ISO14001:環境マネジメントシステム
  3. ISO/IEC27001:情報セキュリティマネジメントシステム
  4. ISO45001:労働安全衛生マネジメントシステム
  5. ISO/IEC20000-1:ITサービスマネジメントシステム
  6. IATF16949:自動車産業向け品質マネジメントシステム

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