お客様の声

プランゼー・ボンディングショップ
株式会社様

福元工場長(左)
板倉品質保証グループ グループ長(右)

 

プランゼー・ボンディングショップ株式会社様は、2003年の設立以来、薄膜用スパッタターゲットのボンディング加工を手がけておられます。
設立後の2004年10月にISO9001を取得され、2010年8月には、二度目の更新審査を経て、ISO9001の認証が継続されております。

今回は、福元工場長と板倉品質保証グループグループ長にお話を伺いました。

 

 

ISO取得のきっかけは?

 

顧客からの要望があったことが大きなきっかけです。ISOを取得していないと、取引ができないということから、半年ほどの準備期間を経て、ISO9001を取得しました。設立と同時にISOに取り組んだため、社内のシステムの構築と同時にISOへの取り組みを進めることができたのは、当社にはとても良かったと考えています。

 

 

ISOを取得されてから6年、2回の更新審査を経て、
「ここは変わった」「ここは良くなった」
と思われるところはどのようなところですか?

 

・トレーサビリティが取れる体制

工程表が各工程に配備され、どんな作業がいつどのように実施されたかが明確であること、顧客に要求されても、すぐにトレーサビリティが取れる体制が整っていることで、顧客の信頼が得られているところです。

消費者サイドに立たないと、ISOというものは見えてきませんが、何か問題が発生した際にトレーサビリティが取れることは、当社の守りにも繋がっています。


・社員のモチベーション

自分たちがすべきことが明確になっていることで、ポジションをはっきりさせることができる、責任を持って作業ができているところです。
また、異常の検知ができることも大きなポイントとして挙げられます。作業中に何か気がついた点があれば、すぐにグループ長に連絡する体制が整っており、工程内の異常を早い段階で検知することができています。

現在は、最終検査を徹底的に実施することで、顧客からのクレームはゼロであり、今まで実施してきた「スタッフの気づき力UP・考える力をつけること」への働きかけが、大きな成果を上げています。

今後はこの考え方を現場のスタッフへもさらに浸透させ、一人ひとりが品質チェックの担当者の“目”を持ち、自らが問題を発見し、原因追及を行い、不具合品の発生を根本から抑える・改善できる体制作りを強化していきたいと考えています。

 

 

ISOを継続していく上での苦労したこと、
また続けていくための工夫などはありますか?

 

スタッフのISOへの参加をいかに自然に、通常の活動の中で実施していくか、ということです。ISOによって「やらされている」という状態では、いくら記録することを求めても、記入を忘れるなどの事態がおきかねません。

特に現場では、作業中にメモを取ることが難しい場面もあり、必要な記録をどんなタイミングでどう残していくか?ということが実際問題としてありました。
ただし現在は簡素化されたシステムで、必要な記録を取ることが自然とできるようになっています。また、現場では工程表をよりわかりやすくするために、重要な部分を赤字で記載するなど、さまざまな工夫も重ねています。

 

 

J-VACの審査の印象は?
J-VACへの期待は何かありますか?

 

審査機関によっては、記録や手順など細かい部分での指摘なども多いと聞きます。
またISOのためのISOが展開されている企業もあると聞いています。
しかしJ-VACの審査は、「必要最低限で出来ること」を視点のひとつとして審査を実施してくれています。

簡素化されたシステムの中で、自分たちに必要なことは何かということについて、毎回指摘を頂いており、しかも“指導型”の審査をしていただいているので、現場においても実情に合った運用ができていると感じています。

また、毎回審査では新しい気づきを与えてもらっており、今回の更新審査では効率を考えた活動への指摘をしていただきました。

今回の審査の後、クレームをゼロにするために過剰品質になっていないか?今まで実施してきた工程の効率(工数や時間)などは今まで通りでいいのか?さらに効率化できるかどうか?など、新たな視点で改善を進めています。

今後もISOをシンプルに捉えて、記録することが苦手な現場でもPDCAが回るようなシステムへのアドバイスや、審査を実施していただきたいと考えています。

 

 

ISOを今後も継続していく企業様への
アドバイスなどはありますか?

 

とにかく「辛抱強くやる」の一言です。継続していく上で苦労などもありますが、必ずや結果が生まれるはずですので、頑張っていただきたいと思います。

 

 


 

お忙しい中、インタビューに応じていただきありがとうございました。ISOを続けていく中で、さまざまな工夫や改善を重ね、成果としてそれが徐々に現れていることは、ISOを上手に活用されていることの表れではないかと感じました。
お褒めの言葉も数多くいただきましたが、弊社も更により良い審査を実施するために、努力してまいりたいと考えております。

ご質問等あれば、J-VACまでお問い合わせ下さい。