新年あけましておめでとうございます。

今年は、弊社にとってISO認証の信頼性を高めるための更なる挑戦の年であります。
そのために、審査機関として国内外の状況とお客様の要求事項をしっかりと捉え、将来の発展に向けて新規産業分野のマネジメントシステム認証サービス拡大の体制作りにも全力投球をする必要があります。
しかしながら、その基本となるのは、ISO9001の品質マネジメントシステム及びISO14001の環境マネジメントシステムが、お客様の組織の経営に役立つだけではなく、エンドユーザーを含めて社会全体からの信頼を得るものにするための審査手法の改善、そして若手審査員の養成と審査員のスキルアップに全力を挙げる必要があります。

昨年は、一昨年に引き続き、付加価値審査の提供をするために、組織の現状の活動を把握する有効なツールであるタートル図を用いた「見える化」の審査を更に推進し、このタートル図での分析結果を用いて、現場での審査を徹底してまいりました。
この審査方法により、組織のスタッフの方々と共に経営に役立つマネジメントシステムに向けた改善を進めることに多少なりともお役に立てたと思います。

認証においては、今年もまたISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO/IEC27001(情報セキュリティマネジメントシステム)、OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)、ISO/IEC20000(ITサービスマネジメントシステム)、及びオーストリアの審査機関で弊社のパートナーであるQA(クオリティ・オーストリア)との提携の下、自動車関連の品質マネジメントシステムであるISO/TS16949を日本人審査員によって更に推進してまいります。
そのためには、現在、認証取得している組織で認証のメリットを見出せないでISO認証をやめようと思っておられるか、あるいはどのようにしたら組織の経営に有効に利用することができるかを模索しておられる組織に積極的にアプローチし、ISOの本旨をご理解いただけるように、弊社のスタッフはもとより、弊社の全審査員及びパートナーが一丸となって、付加価値のある認証サービスを提供していく覚悟であります。

更に今年は、国内のみならず海外においても多くの食品関連の不祥事が発生している中、消費者の信頼を得るために食品安全マネジメントシステムの構築と維持を目指す組織に対してISO22000での認証サービスを早期に提供することができるよう、プロジェクトチームを立ち上げ、準備を進める所存です。

セミナーについては、組織でのマネジメントシステムの改善にとって内部監査が大変重要であるにもかかわらず、内部監査がマンネリ化し、組織の経営に役立つものになっておらず、内部監査に対する組織の不信感が強まっている現状を受け、昨年暮れから弊社独自の内部監査員養成コースを開発し、実施してまいりました。これを今年は更に充実したものにしていきたいと考えております。
この内部監査員養成セミナーについては、ISO9001及びISO14001だけでなく、ISO/TS16949に関しても、パートナーであるクオリティ・オーストリアの認定内部監査員養成コースの準備が出来ましたので、今年は本格的に実施に移していきたいと思います。
このように組織の皆様方がマネジメントシステムの改善に不可欠である内部監査を有効な方法で実施できるようにしてまいりたいと思います。

弊社の昨年の品質方針は、「私たちは、日本で一番『ありがとう』をいただける審査機関を目指して、絶え間ない挑戦をしていきます」であり、組織の業績に役立つ審査を提供できる審査登録機関として日本一の評価を得ることでありました。
これに対して、今年は、「ISO認証の信頼性を高めるために全力投球し、私どもの夢である付加価値審査機関に向かって更なる挑戦をしていきます」と品質方針を新たに設定し、更なる挑戦をしてまいります。

どうか本年も、この弊社の目指している方針をご理解いただき、更なるご指導とご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

2011年の皆様方のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。


2011年 元旦
株式会社 ジェイ−ヴァック
代表取締役社長(CEO) 森田允史